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当ブログの管理者の松下師恩しおんです。

わたしの表の顔は介護老人ホームの介護士です。介護歴20年になります。所持資格は介護福祉士、居宅介護支援専門員です。

しかしその本性は”修行者”です。ヨーガ、仏教とインテグラル（総合的）に修行しています。現在、一日の半分以上を修行に費やしています。

また、2006年からヨーガを教える仕事もしています。

東京都世田谷区在住です。

幼少のころから二つの願いをもっていました。

一つは「人として行きつく高みを極めたい」ということ。

もう一つは「人の本当の幸せとは何かを知りたい」ということでした。

また、”修行”にロマンを感じる変わった子どもでした。

わたしがヨーガに出会ったとき、わたしはこれらを叶えるキーを手にしていたのです。

大阪で生まれ育ちました。

めいいっぱい修行します。修行しながら息を引き取るのもカッコいいなと思ったりしますが、まあ、あとはおまかせです。

いつかもし何らかの覚醒を得られ、使命を与えられたならば、菩薩として他者のためにお役にたちたいという思いがあります。

大乗仏教の重要経典である『入菩提行論』の冒頭には次のように書かれています。

（これから菩薩行の実践）を、聖典にしたがって、わたしは簡単に説こう。

ここに（経典にないような）斬新なことは何も述べられない。またわたしには著作の才能もない。ゆえに、わたしは他人のためを考慮せず、もっぱら自己の心を（菩薩行の実践によって）薫じようと、これを作った。

これによって、わたしの清浄な心の流れは、善を実現しようと強く増進する。ところで、わたしと同じ性質の他の人々が、これを見るならば、これはまたもって効用を生ずるであろう

要約すると「わたしにはたいしたことは書けないから、自分の心の修行のために書く。もしわたしと同じような人がいて、これを見たら、効果あるかもね」と、著者のシャーンティデーヴァは偉大な成就者ですが、ここでは謙遜されて言っているわけです。

では、松下師恩がこのブログを書く理由は何か？　それは、自分自身の心の修行のためです。シャーンティデーヴァと違って謙遜などではなく、本心からそう思っています。

これまでわたしはヨーガや仏教の勉強をしてきました。インプットをしてきたわけです。頭の中に詰め込まれたものを、このブログにアウトプットすることで教えが整理され、理解が深まるのではないかと考えました。

繰り返しますが、わたしは在家の修行者です。

しかし、たとえわたしが何者であろうと「ヨーガや仏教の教えや修行法は素晴らしすぎる。はたしてこの宝をわたし一人で抱えているのはもったいないのではないか。一人でかかえているのはむしろ罪なのではないか？」と思うようにもなりました。

ブログで公開することの発想を得てから、２年の月日が経ちました。その間何度も自問自答しました。いま、何か確信を得たわけではありませんが、「まあ、とにかくやってみよう。教えを説くのではなく、紹介（シェア）する形ならわたしにもできるのではないか」と考えるようになりました。

わたしと同じ性質を持つ他の人々が、このブログから何かしらの恩恵を受けられますように心から願いながら綴っていきます。