【松下師恩の修行日誌】呼吸法ウォーキング21日間の記録

pranayama

はじめに:改めて呼吸法ウォーキングに向き合いたい

『【最強の健康法はコレだ!】呼吸法ウォーキングの秘訣』の投稿をきっかけに、あらためて呼吸法ウォーキングに向き合ってみようと21日間にわたり、実践して記録をとりました。下記にそのままの文章であげています。

week1の記録:1:4:2の呼吸法で

9.19 歩きながらの1:4:2の呼吸法(入息4歩:クンバカ16歩:出息8歩)はさすがに無理だと思い込んでいたが、今回、試しにやってみたらできてしまった。快適な範囲にとどめるために、歩行スピードを普通の速度に落としてみた。1:4:2にこだわりたいときは、歩行スピードを落とすことで実践できる。

9.20 歩きながらの4歩:16歩:8歩が今日もできた。歩行速度を調整することで安定して実施できる。昨日のはマグレではなかった。早朝の外気が涼しくなっており心地よい。

9.21 心肺機能に適度な負荷をかけることができる。呼吸法ウォーキングで安定した幸福感を得ることができる。

9.22 霧雨。しっとりした空気の中を歩く。虫の音が秋の到来を感じさせる。

9.23 今日も霧雨。4歩:16歩:8歩で。また、完全呼吸法3つのバンダも加える。歩行スピードを上げ下げすることで程よい負荷をかけ続けることができる。

9.24 今朝は涼しい。スタート地点からおよそ五分の平坦な道、4歩:16歩:8歩がしっかりできる。

9.25 4歩:16歩:8歩で。完全呼吸法の要領で息を吸う。肋間筋が収縮して胸郭を持ち上げる。持ち上げた状態のまま、16歩歩く。素晴らしい負荷だ。呼吸力が確実に鍛えられている。

week2の記録:丹田呼吸法を試す

9.26 吸気と呼気に十分な時間を与えたかったので、5歩:20歩:10歩にチャレンジ。おお、できる!歩行速度やクンバカの歩数で調整しながら慣らしていこう。

9.27 5歩:15歩:10歩で慣らしていく。帰路は歩く『丹田呼吸法』を試してみる。『完全呼吸法』と異なり、胸式が使えない分だけ長く呼吸はできない。しかし下腹(丹田)が熱くなる、充足感がたまらない。

9.28 歩く『丹田呼吸法』を実践。まるで丹田しかないくらいに集中する。まさに「肚がすわる」感覚。重心の安定とそこからくる落ち着き。エネルギーの充実。

9.29 丹田呼吸法で。下丹田にとどまるのではなく、中丹田、上丹田と気を上に引き上げたくなる。

10.01 腹圧呼吸法で。体幹の安定さが半端ない! 私にとってこの時間は、歩くという負荷をかけながら行う様々な呼吸法の実験になっている。

10.02 5歩:15付:10歩で。吸気で最大限に空気と取り込むなら完全呼吸法が最適!

10.03 アップダウンのあるコースでは、吸気5歩、呼気10歩、間に挟むクンバカは「その都度心地よい歩数で長く止める」というやり方がしっくりくる。

week3の記録:呼吸法ウォーキングは素晴らしい

10.06 丹田呼吸法をしながら歩く。①ウッディーヤーナ・バンダはおなかを凹ませ引き上げる技法だが、おなかからエネルギーをもらさない目的だけなら、おなかを引き締めるだけでも十分にその目的は成される。②いま書いているブログ記事の文章構成がスッと頭にひらめく。

10.07 ウォーキングしながら呼吸法をするのではなく、呼吸法をしながら左右の足を運んでいる感じ。5歩:20歩:10歩、高負荷なので歩くスピードがいつもの1/2程度になる。

10.08 今朝は気温がぐっと下がる。5歩:10歩:10歩で早足で実施。

10.10 呼吸法ウォーキングは楽しい。呼吸法ウォーキングは気持ちいい。ただの歩行なら体力的に消耗するが、呼吸法ウォーキングは気が充実してくる。

10.11 今朝も呼吸法ウォーキングの素晴らしさを感じながら実施する。これは自信を持ってオススメできる。

10.12 胸式呼吸で実施。胸郭ユニットが鍛えられる。呼吸法ウォーキングはいろいろな呼吸法を試し、味わいながらできるのでいい。しかも負荷をかけながら。歩行による適度な振動も加わるので、なおさらいい。

10.13 秋の早朝の清々しい気の中で行う。ただただ心地よい!

まとめ:一生続けたい最高の健康メソッド

充実した21日間でした。呼吸法とウォーキングのかけ合わせは、やはり心身にとって最高の健康メソッドでした。また、私にとっては歩行という負荷をかけながら、様々な呼吸法を吟味する貴重な時間でした。

夏の暑さがようやく終わりを告げて、朝晩は涼しくなる時期でした。そんな季節を感じながら歩き、外気を十分に呼吸しました。これは楽しく、心地よい修行法です。

ぜひ、みなさんにもオススメします! 記録をつけて公表することは一旦終了しますが、呼吸法ウォーキングは、これからも、おそらく一生続けていくことになるでしょう。

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